普段ドラマを見ない私でさえ、ハマってしまった作品。それが『重症外傷センター』でした。
韓国ドラマは感情表現に優れ、社会問題にも真っ直ぐ向き合うことで知られています。 中でも『重症外傷センター』は、リアルな医療現場の描写と緻密な感情線により、国内外で強い共感を呼びました。
主人公ペク・ガンヒョク（チュ・ジフン）は、アフガニスタンでの勤務を終えて帰国した外傷外科医です。 しかし、彼を待っていたのは、予算不足、人手不足、非効率な病院制度…。彼は医療だけでなく、崩壊しかけたシステムとも戦わなければなりません。
Netflixで世界に配信
本作はNetflixを通じて190か国以上に同時公開され、言語の壁を越えて視聴されました。 英語、日本語、フランス語などの字幕や吹替えにより、世界中の視聴者がリアルな感情とメッセージに共感したのです。
単なる医療ドラマではない
- 現場の医師監修によるリアルな手術シーン
- 登場人物の葛藤と成長を丁寧に描写
- 医療制度に対する鋭い問題提起
『重症外傷センター』を見終えた後、私たちは自問するようになります。「自国の医療は本当にこれでいいのか？」「医療従事者の声を無視していないか？」と。 そんな深い問いかけがあるからこそ、世界中で評価されるKドラマとなったのでしょう。
